「TSマーク」は、自転車利用者の求めに応じ、「自転車安全整備店」の「自転車安全整備士」が自転車を点検・整備し、道路交通法に規定する「安全な普通自転車」であることを確認した時、そのあかしとして貼付するマークです。
付帯保険の補償内容
TSマーク付帯保険は、自転車搭乗者が交通事故により傷害を負った場合に適用される「傷害補償」と、自転車搭乗者が第三者に傷害を負わせてしまった場合に適用される「賠償責任補償」があります。【【 対物は 対象外です。】】
(1) 傷害補償
TSマークが貼付されている自転車に搭乗している人が、交通事故によって事故の日から180日以内に入院、死亡又は重度後遺障害を被った場合には、次の表の金額が一律に支払われます。
種別 |
死亡若しくは | 入院加療 (15日以上の傷害) |
---|---|---|
赤色TSマーク | 一律 100万円 | 一律 10万円 |
※重度後遺障害の等級は、自動車損害賠償保障法に定める等級に該当します。
(2)賠償責任補償 (29年10月1日加入分から限度額 1億円に増額)
自転車保有台数の増大に伴い自転車乗用中の交通事故が年々増加し、最近では、自転車が歩行者と衝突して歩行者を死亡させ、遺族から高額な賠償を求められても、保険未加入等で十分な賠償支払いができないケースも出てきている例があり、これらの情勢に的確に対応するため、平成29年10月1日より TSマーク付帯保険の賠償責任補償限度額等の拡大を図りました。賠償責任補償は、自転車搭乗者が第三者に死亡又は重度後遺障害を負わせたことにより、法律上の損害賠償責任を負った場合に、従来の賠償責任補償限度額を2倍に引き上げまいた。
種別 | 死亡若しくは 重度後遺障害(1~7級) |
---|---|
赤色TSマーク |
限度額 1 億 円 |
※重度後遺障害の等級は、自動車損害賠償保障法に定める等級に該当します。
【【 対物は 対象外です。】】
(3)被害者見舞金
被害者が 入院加療15日以上の場合に対象
一律 10万円の見舞金が支払われます。
この基準に乗っ取り点検整備を行い、整備完了した自転車にTSマークを添付いたします
TSマークの貼付
TSマークは自転車安全整備店(店章が提出してある自転車店)の自転車安全整備士が自転車ユーザーの求め等に応じ、「普通自転車の点検整備基準」に基づいて、点検整備を行い貼付します。
自転車安全整備店とは
TSマークを取り扱うことができる自転車店で、公益財団法人日本交通管理技術協会に登録申請をして、審査を受けなければなりません。登録されると、自転車安全整備店の章(店章)が貸与されるので事業所の見易い場所に掲出しなければなりません。また自転車安全整備店には3年毎に登録の更新が義務付けられています。
更新ハガキが届いたら(更新について)
有効期限日までに購入店、又は 安全整備店に自転車、更新ハガキを持参し、安全整備点検(有料)「交換部品、工賃は別金」を受けて更新をしてください。
通勤、通学、営業で自転車を利用される方 、自転車の利用頻度が高い方
半年程度使用した頃に安全整備点検(有料)「交換部品、工賃は別金」を受けられた場合は、TSマークをもう1枚添付できます。
「2枚の重複期間は補償が2枚分(2倍)になります」
3枚以上添付しても補償は2枚(2倍)までです。
自転車購入後の加入 更新切れ後の加入もできます・・
お気軽に、安全整備店に自転車をお持ちください。
安全整備点検(有料)「部品代金、工賃別金」を行い TSマークを添付いたします。
TSマーク Q & A